1972-06-07 第68回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
そういう点から、まず、従来の水稲あるいは畜産、蚕繭等が喜ばれていない理由は那辺にあるかということで、この辺の反省をしてみる必要があるだろうと思う。農林省としてはそういう面をどのように反省し、今後どのようになそうとしているか、まず御意見をお伺いしたいと思う。
そういう点から、まず、従来の水稲あるいは畜産、蚕繭等が喜ばれていない理由は那辺にあるかということで、この辺の反省をしてみる必要があるだろうと思う。農林省としてはそういう面をどのように反省し、今後どのようになそうとしているか、まず御意見をお伺いしたいと思う。
さらに養蚕、蚕繭等につきましては共済金の早期支払いの問題も起きると考えられますので、これに所要の指導のために農林経済局の保険関係担当官をいたしまして、長野、岐阜、群馬等、その他各県に派遣いたしまして調査及び指導に当たらせているところでございまして、統計調査部の被害調査を早急に取りまとめまして所要の措置を講じていきたいというふうに考えておるわけでございます。
また、被害を受けられました水稲、蚕繭等につきましては、共済金の仮渡しなり、あるいは連合会の組合に対する保険金の仮払い、あるいは国の再保険特別会計からの再保険金の仮払い等につきましても、必要に応じて請求をいたすように指導しておるわけでございます。
○大和田政府委員 私ども、農作物あるいは家畜、蚕繭等の共済と違いまして、試験実施として新しく出発するわけでございますから、その試験実施の期間に限って、これを円滑に運営するために、県なりあるいは市町村なりで掛け金について若干の助成をするということは、たいへん歓迎すべきことであろうというふうには思います。
したがいまして、現在農作物あるいは家畜、蚕繭等につきましてとにかく保険をやっております農業共済組合の連合会にこの法律に基づきまして特別の権能を与えて、それで果樹保険をやるというふうに踏み切ったわけでございます。果樹保険を本格的にやります場合にどうするかということは、私どもこれから検討をいたすつもりで、本格実施をやります場合にも連合会でやるというふうにきめておるわけではございません。
○国務大臣(倉石忠雄君) 先ほど基本的な私どもの考え方を申し上げました中にも、新種の共済については積極的にやってまいりたいと申し上げておるわけでありますが、御承知のように、米麦、蚕繭等、逐次やってまいりまして、今回はまた果樹共済につきまして試験的に実施をいたす。
水稲、陸稲、麦、蚕繭等につきまして多少の率の相違がございますけれども、大体六対四くらいの割合で国庫で負担をいたしておるわけでございます。
○政府委員(松岡亮君) 農業共済団体の事務費に対しましては、年間、水稲、陸稲、麦及び蚕繭等その共済の実施に必要な事務費を大体予定いたしまして、それに対して国庫補助を行なっておるわけですが、今回の長雨によりまして損害評価の回数とかそういうものが増加したことは、よく聞いておるのでございます。
森委員も盛んにこの点についてただしているのでありますけれども、局長の答弁では、家畜共済並びに果樹を入れるかどうかという問題、あるいは蚕繭等について今後抜本的に考えたいとこう言われるのでありますが、農作物共済、これについては、今の改正で大体農民の不満というものは相当部分解決するのではないか、こういう見通しのようでございます。
以下、本案のおもな内容を申し上げますと、まず第一に、現在農作物共済について当然加入の基準としている農業者の耕作規模等を地方の実情によって引き上げ、任意加入資格者の範囲を広げるとともに、事業量が少ない組合等は、農作物、蚕繭等については共済目的別に事業を廃止することができること、第二に、現行の一筆収量建引き受け方式を原則的に農家単位収量建引き受け方式に改めるとともに、補てん内容を充実すること、第三に、通常災害
これに対しては、現在もまたやっておりますように、米に対する価格安定の処置、支持政策、あるいは重要農産物に対する価格安定の方策、またはたとえば蚕繭等に関しましての価格安定の方策等、こういうものはそれぞれのものに応じて価格支持政策をとっておるわけであります。
といいまするものは今まででもございますので、そういうものを基礎にいたしまして大体どういう方向で改正をすべきかという点がある程度方向がきまりました場合に、それをどういう形で実行に移していくか、現実に合わせるようにしていくかというような点は、これはさらにやはりその調査をしていかなければいかぬというふうに考えておりますわけでございまして、そういう点から申し上げまして、内容といたしましては、農作物、それから蚕繭等
○小林孝平君 農林省の説明によりますと、今年の農業共済特別会計は水陸稲、それから麦、蚕繭等、総額百八十五億円の損失となつているのであります。これを基礎にしてこの修正前の百三十億を決定したのでありまするが、そこでこの基礎になりました百八十五億というものは九月三十日現在の見込であります。その後非常に凶作の度合が進んだわけでありまして、この百八十五億では足りないということは当然だと思う。
これは今春の麦、蚕繭等の減収によりまして、すでに約三十五億円ぐらいの赤字を生じておりますが、その後におきまして、今般の冷害によりまして水稲その他の著しい減収となりましたために、農業共済再保険特別会計の支出する再保険金が当初の予定をはるかに上まわりまして、赤字が見込まれるわけでございます。
なおまた農林漁業金融と、中小企業金融と競合の問題を菊川君からいろいろお話がありましたが、これはぼくらも意見がありますが、これもさいぜんの話で、少くとも木材の伐採、搬出あるいはまた樹苗の育成、蚕繭等に関係します産業の設備の運転資金というようなものは、中金なり漁業資金のわくを広げる政令を直して、そこで出すようにすればいい、それに必要な資金を融通して持つて来ればいい。
その他蚕繭等についても従来の農家負担と国庫負担の割合につきましては農家負担の若干の軽減がなされるということになるのであります。
それから第三の問題は、非常にでつかい質問で、ちよつと答弁に困るのでありますが、これは私見として申しますれば、家畜共済とか、あるいは農作、蚕繭等の分離論は、私は非常に簡単過ぎる意見だと思います。
米、麦、蚕繭等は、支払い時期の関係で計上を必要といたさないのでございます。 それから国家地方警察費につきましても同様の方針でございますが、積寒地帯については特例を考えております。それから、従来から短波施設をやつておりますが、この分につきましては、時期的の関係もございますので、前年度予算の範囲内で計上いたしております。 海上保安費についても同様でございますし、徴税費も同様でございます。
しかも農作物、蚕繭、家畜のひまなときに、特に農作物、蚕繭等が重複しないときの冬ごろの一番ひまなときに入つておけば、これは一番いいことなんで、仕事の上からもちつとも重複したり、煩雑にならぬと考えておるのでありまして、沿革的に見ましても、あるいは実績から見ましても、これは何も強制と任意という言葉にとらわれないで、取上げてやつていいと思います。